前作同様、「使える物は全て使った」オーソドックスな攻略でいく。
今作はシナリオ上マップに居座り続ける事が難しいので、無闇に撃墜数を稼ぐことはしない。
但しミッションの成功率は100%を目指している。
PD2シリーズなので最大APは40となっている。
しかし今までのシリーズと違って全体的にシナリオが短めなので、”お気に入りのキャラを育てる”というのは難しいかもしれない。
ただその分だけ戦術性が増して面白くなったと思う。
一つのシナリオが短くなったとしてもミッションの中身はいつもの通りなので、迅速な行動が常に求められる。
そのシナリオだけの特殊コマンドも多く、消費するAPも割りと多めに設定されている。
重装備と機動力のバランスはどのシリーズでも重要だったが、今作はより重要になったと言えるかもしれない。
PD1では最強、PD2では微妙なものになってしまった白兵戦だが、今作では意外と出番が増えていると思う。
臨機射撃を受けるのはPD2同様だが、D1兵器を装備していない敵が多くいるので近づきやすくなったのだ。
APや弾薬の節約の為にも、是非とも活用していこう。
これだけは基本中の基本。
とにかく索敵型とヘリだけは見える範囲にいるものについてはそのターンの内に潰すよう心掛けたい。
特に今作では、敵の索敵型がマップ内を巡回するというような場面があり、ターン終了後も気が抜けない。
幸い(?)新兵器のL200Eパッシブセンサが実装されていて、これが結構便利である。
高低差を利用するのは今まで通りである。
それにプラスして今作では通称”タコ壺”と呼ばれる塹壕が数多く登場する。
いくつかのタイプがあるが、共通するのは他の地形よりも防御効果がとても高いことが挙げられる。
中には深く掘られて射線が通りにくくなっている物もあり、しかもほとんどがシナリオ開始時点では敵が利用しているのだ。
この”タコ壺”攻略がミッション遂行の大きな鍵になっていると言っても過言ではない。
それ以外にも今作では市街戦であったり、建物施設を目標とするシナリオが多い。
当然建物は索敵の邪魔になるわけで、これまた当然のように索敵の影には敵が潜んでいるわけだ。
プローブを使うのは勿論だが、見えるところ見えないところ、撃てる場所打てない場所を把握しながらの行動がより求められる。